会長挨拶▷ ページを更新する
この度、伝統ある日本小児呼吸器外科研究会の第27回学術集会をお世話させていただきますことをたいへん光栄に存じ、会員の皆様に対しこころから御礼申し上げる次第です。
東北大学小児外科として本研究会を担当させていただきますのは、第12回の大井龍司会長、第19回の林富会長以来3回目となり、教室としても大きな喜びでございます。
今回は主題として、(1)小児呼吸器外科のトランジション、(2)先天性嚢胞性肺疾患の診断と治療、(3)重症心身障碍児に対する気道管理の3つを取り上げました。いずれも重要なテーマであり、それぞれの主題についての私の思いについては、演題募集のご挨拶で述べさせていただいたとおりですが、おかげさまで計43題と多数のご演題をお寄せいただき、ここにあらためて感謝申し上げます。
今回の日本小児呼吸器外科研究会は、PSJM2016の中の一つとして開催させていただくことといたしましたが、第32回日本小児外科学会秋季シンポジウム・PSJM2016に対し皆様よりたいへん多くのご演題をご応募いただきました。PSJM2016としてのバランスを考慮して研究会間の演題の移行や開催時間の調節などを行わせていただきました結果、全体としてたいへんタイトなスケジュールとなってしまいました。PSJM2016の主催者としてはたいへん喜ばしいことである一方で、ご発表・ご討論いただく先生方や座長の労をお執りいただく先生方にはかなり窮屈な会になってしまったかもしれません。研究会ですので、できるだけ多くの先生方にご発表いただくことを優先させていただきましたことをご理解いただき、たいへん限られた時間ではございますが、熱く濃厚なご議論をいただければと存じます。お詫び方々こころよりお願い申し上げます。
この研究会が稔り多きものとなりますよう、ご出席いただくすべての先生方にお力添えを頂ければ幸いに存じます。
最後に、中野美和子第32回日本小児外科学会秋季シンポジウム会長、漆原直人PSJM2016運営委員長をはじめとする第32回日本小児外科学会秋季シンポジウム・PSJM2016の関係各位の多大なるご支援・ご協力に感謝いたします。